夜中にテレビを見ていると、懐かしい音楽にふとチャンネルを止めてしまい、最後まで見ていると通販だった、、、 という経験は誰しもあるのではないでしょうか?その「CD・DVD通販」について、テレビ通販出稿量の推移から掘り下げていく。

2016年以降のテレビ通販市場の中でいわゆる『CD・DVDカテゴリー』はテレビ通販全体の2%にも満たない小さなカテゴリーであることがわかる。

事業主別のシェアを見てみると、2017年半ばまでは「ショップジャパン」やその他の事業主も参入していたが、今年になってからは「燈音舎」のほぼ独壇場になっている。

次に、商品種別を見ていこう。

当然、よくテレビで見かけるオムニバスCDが圧倒的シェアを(ここ1年間は80%弱)占めておりCD通販業界をひっぱっている。注目すべき点はアーティスト個人のベスト盤のシェアが10%弱と2年前の半分以下まで落ち込んでいることだ。逆にクラシックCDが出稿回数シェアを伸ばしている。